こんにちは!ももぶぶです!
コンサル業界って何やっているか良く分からなくてとっつきにくいと思っていませんか?
まさに私がそうでした。
今回はコンサル転職にあたって知っておくべきと思う基本情報を整理しました。
コンサルタントがどんな仕事をしているのか全然分からない中、コンサル業界に詳しい人に教えてもらったり、自分で調べた情報です。
コンサル業界への知識がない方には参考になると思いますので、あまり取捨選択せずに初歩的なところから共有したいと思います(内容の保証は致しかねますので、あくまでも自己責任でお願いします)。
では、行ってみましょう!
エージェントについて
まずは、転職エージェントについての情報です。
私がお世話になったのは、リクルート等の大きなエージェントではなく、コンサル転職に特化した小規模な転職エージェントでした。
- コンサルティングファームと定期的にコンタクトを取っている。
- 7割くらいは先方に伺い、3割は先方から担当者が来る。
- コンサルティングファームに担当者が来るのは週1回程度。
- 転職が成立したらエージェントに収入が入る(候補者の年収相当/件 程度)。
当然のことながら、基本的に選考を受ける候補者が報酬を支払う必要はありません。
一方、エージェントとしては成果が出ないと報酬が得られないので、できる限り候補者には選考を通過してほしいはずです。
候補者とエージェントの間にはWin-Winの関係が出来ているので、エージェントが決まったら遠慮なく使い倒すようにしましょう。
それが双方の利益になります。
コンサルティングファームについて
本題のコンサルティングファームについてです。
一部勘違いしているところもあるかもしれませんが、おおむね正しいと思います。
コンサルティングファームの種類
- 戦略ファームと総合ファームがある。
- 時間当たりのコストが2~3倍違う。戦略ファーム>総合ファーム。
- 最近境目があいまいになりつつある。戦略ファームが事業拡大のため実行支援にも取り組み、総合ファームの領域にも手を出している。
- どちらもマネージャーまでは育成しようという気概で採用する。
- 教育はしっかりしており、入口の面接が厳しい。
戦略ファーム
- 主要なファームは、マッキンゼー、BCG、ベイン、ローランドベルガー、ATカーニー、Strategy&など
- クライアントは日本の大企業、外資系企業、官公庁
- 潜在的な課題を抽出し、調査し、提案する
- ロジカルシンキング、仮説力、企画力が必要
- 実行のプランニングや推進まで手掛けるファームも出てきている
総合ファーム
- 主要なファーム9社で8割程度を占めている。
- クライアントは戦略ファームと同様だが、規模小さめの案件も出てくる。
- 顕在化している課題を解決する
- どう解決するか業務分析し、課題を明確化し、つぶし込み、仕組みつくりの提案をし、実行・導入まで支援する。
- 仕事が業界毎で区切られていることが多い(中には総合的なポジションもある)。
コンサルタントとして仕事をするメリット
- クライアントがトップ企業で数千万円~数億円の案件に関われる。
- 時代の最先端の課題を解決する中で経験値がたまる。
- 人材が要のため惜しみなく教育に投資される。
- ロジカルシンキング、課題発見力、解決力が身に付く。
- クライアントと仕事をすることでビジネスコミュニケーションが身に付く。
- 常に新しいものを吸収するスタンスや成長意欲が身に付く。
選考について
戦略ファームと総合ファームでは選考の内容も難易度も異なります。
戦略ファームの方が難易度が高く、長期化します。
よって、同時にオファーを受け取るには、最終面接の時期を揃える必要があり、戦略ファームを受け始めてから1か月後に総合ファームを受け始めるのが良いようです。
戦略ファーム
- ・非常に狭き門で当たり前のように落ちる
- ・BCG600人、マッキンゼー400人、後は100人規模。
- ・採用率は規模に対して10%程度で1社あたり4桁の人を選考する。
- ・適性検査の合格ラインは85~90%程度。7割程度の人は適性検査は通過する。
- ・面接はケース面接が主
- ・応募(アプライ)から内定(オファー)まで2~3か月。
総合ファーム
- ・戦略ファームに比べて難易度は低い。
- ・適性検査は60~70%程度の正解率でOK。
- ・面接は何をしてきたのかや志望動機を問われる。一部ケース面接あり。
- ・応募(アプライ)から内定(オファー)まで1~2か月。
採用までのざっくりとした流れ
- 応募書類の準備
- 適性検査
- 一次面接、二次面接、(三次面接)、最終面接+人事面接
- オファー
外資系ファームに勤めるコンサルタントのその後
- 離職率は毎年25%程度。
- 離職する人の半分はコンサルティング業界内での転職。
- 35%程度は事業会社への転職。
- 残りは独立、起業など。
- やりがいを求めて事業会社に転職する人は多いものの、待遇は落ちる。2,3割の人はコンサル業界に戻ってくるイメージ。
おわりに
以上、私の聞いたところや調べたところを簡単にまとめてみました。
コンサル業界に近い方にヒアリングしたので、それなりに正確な情報と思います。
皆様の参考になれば幸いです。
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