こんにちは!ももぶぶです!
今回は、コンサルタントの採用面接で課されるケース面接の参考書、対策本、問題集について整理しました。
私が実際に購入した本について、役立った順にランキング形式でご紹介します。
解き方が全く分からなかった初心者の私がどのようにして、最終面接通過できる実力を身に着けたのか、その一端をご紹介したいと思います。
一次面接を通過済みや通過できる実力がある方にはこちらがおすすめです。

第1位:地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
栄えある第1位は、、、
「現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」です。
以下のような方に心からお勧めします。
・フェルミ推定の解き方が分からない/自信を持てない方
・詳しい解説付きのフェルミ推定問題集が欲しい方
・フェルミ推定で使える様々な数字に触れたい方
地頭を鍛えるフェルミ推定ノートの特徴
この本ではケース面接で良く課される、フェルミ推定の考え方を学べます。
私が初めに取り組んだのは、後述する「過去問で鍛える地頭力」だったのですが、初心者には何をどおすればいいのかしっくりこなくて改めて手に取ったのが本書でした。
(念のため断っておきますが「過去問で鍛える地頭力」も初心者向けに分かりやすくまとめられた良書です)
ちょうどドリームインキュベータのケース面接で撃沈して、ケース問題の対策を本格化するタイミングで買いました。
ちょうど参考書のような雰囲気で、どんな問題があって、一般的にどんな考え方をすればいいのかが分かりやすくまとめてあります。
例題→演習問題の構成で、例題で考え方を学ぶ→演習問題で実践するという流れになっているので、考え方の定着が図れます。
解説も充実しているので、ケース問題に慣れていない方でも行き詰ることなく、実力を伸ばすことが可能です。
良く言われることと思いますが、ケース面接は採用候補者の考える力を見る面接なので、参考書の考え方を丸暗記すればいいというものではありません。
ただ一方、ある程度型を身に着けないと、自分なりの考えを織り込もうとしても、どう太刀打ちしたら良いのか、何が正解なのかすら分からなくなりませんか?
私もどうすれば良いのか分からなくなり困っていましたが、本書を解き進めていくうちに自分なりの考え方が次第に身についていくようになりました。
問題は15セットあるので、これで計30問、巻末の練習問題を含めると計45問の問題に取り組める本書はケース面接初心者がケース問題の雰囲気を掴むために最適な本だと思います。
この本がなければ、どうケース面接の対策を進めていけばよいか分からなかったと言っても過言でない程役に立った良書です。
第2位:問題を解く力を鍛えるケース問題ノート
第2位は第1位と姉妹書の
「東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」です。
以下のような方にお勧めします。
・課題解決型のケース問題の考え方を知りたい
・課題解決型のケース問題をたくさん練習したい
・考え方の選択肢を増やしたい
問題を解く力を鍛えるケース問題ノートの特徴
この本ではケース面接でフェルミ推定と並んで良く課される課題解決系のケース問題を練習することができます。
具体的な例で言うと、あるコンビニの売り上げを2倍にするには?というような問題です。
ケース面接だとフェルミ推定とセットで出されるパターンもありますし、単独で出されるパターンもあります。
私の感覚では、一次面接や二次面接では、フェルミ推定とセットで出されることが多くて、最終面接に近づくほど、課題解決型が多くなってくる印象です。
話が逸れましたが、本書では様々な種類の課題解決型のケース問題に取り組むことができます。
このシリーズはケース面接に習熟した方からすると物足りなかったり、視点が限定的だったりするのかもしれませんが、初めてケース問題に取り組む方にとってはとても分かりやすい良い本だと思います。
「現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」と同様に、例題→演習問題の構成で、例題で考え方を学ぶ→演習問題で実践するという流れになっているので、考え方の定着が図れます。
こちらも解説が充実しており、正解のない課題解決型のケース問題に対して、どういう切り口(本の中でいう「フレームワーク」)で考えれば良いのか、様々な視点を提供してくれます。
問題は9セットあり、例題→演習問題で計18問、巻末の練習問題9問を含めると計27問の問題に取り組むことができます。
また、付録として解説なしのケース問題が210題付いており、練習に使うことができます。
全部解こうと思うと大変ですが、210題もあると、自分が考えたことのない目新しい問題が何問もあるので、視野を広げたり、頭の体操目的で使えると思います。
第3位:会社四季報 業界地図
第3位は意外に思われるかもしれませんが、
「「会社四季報」業界地図 」です。
以下のような方にお勧めします。
・様々な業界のビジネスに触れたい、市場規模を知りたい
・フェルミ推定で市場規模を推定したのはいいものの正しいかどうか分からない
・ケース問題の参考書として使いたい
会社四季報 業界地図の特徴
ケース問題で様々な業界の市場規模フェルミ推定や売上向上策の策定がお題となるので、様々な業界の業界規模やビジネスモデル、今後の展望などを知っておく必要があります。
また、フェルミ推定等の練習をする際も、各企業の売上高や業界の売上高等のデータもあるため、手元に答えのないケース問題に取り組んだ時でもその答えがいい線行っていたのか否かを簡単に知ることが出来ます。
私は、この本をケース問題の参考書として使っていました。
眺めているだけでも面白いですし、見ていると大体の市場規模(数兆円なのか数千億円なのか数百億円なのか)が分かるようになってきます。
また、業界地図のページを適当にめくって、その業界の市場規模を推定したり、企業の売上高を推定したり、勝手に売上向上策を考えるという使い方もできます。
おわりに
ランキング形式でお勧めの本上位3冊をご紹介しました。
初心者向けで絶対に買うことをお勧めしたい本という切り口でこの記事を書きました。
少しケース面接に慣れてきた方には、もう少し高度な本の方が向いていると思いますので、それについては改めてご紹介させて頂きます。
それでは、また!
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