こんにちは。ももぶぶです!
人生初めてのケース面接を受けたドリームインキュベーター(DI)。
一次面接に危なっかしくも通過し、続いて臨んだ二次面接について紹介します。
一次面接と同じような雰囲気で進むと思いきや、、、世の中はそんなに甘くありませんでした。
戦略ファームケース面接の他記事はこちらから 。経験したケース面接それぞれの概要をまとめています。

また、ドリームインキュベータの一次面接の記事はこちらです。

1.ケース面接の概要
ケース面接の概要は次の通りです。
1.1 面接の流れ
一次面接で志望動機をすでに聞かれたからか、ケース面接のみでした。
志望動機の確認もなく、簡単に面接官の方の自己紹介があった後にケース面接となりました。
また、面接の内容もボロボロだったためか、逆質問の時間もありませんでした。
1.2 面接官
二次面接の面接官は一次面接の面接官の上司にあたる方でした。
物腰柔らかく如何にもいい上司という雰囲気の方で、保険会社から転職でDIに来られたとのことでした。
2.ケース面接の詳細
ケース面接のお題と面接での会話内容をまとめます。
途中でパニックのようになってしまい、ひどい結果に終わってしまいました。
2.1 面接のお題
面接官に今日食べたものを聞かれ、答えに対して面接官が即興でお題を決めるというスタイルでした。
その結果、お題は次の2点となりました。
考える時間は合わせて5分で、基本的に両方答えを用意した上で、不十分だったところはディスカッションしながら進めるとの指示でした。
- ① 日本の冷凍食品の市場規模推定
- ② ニチレイを成長させるための施策
2.2 面接の内容
5分という短い時間で、市場規模の推定と成長戦略の両方を考えなくてはならないという状況に軽いパニックになってしまい、ほぼ全く考えることが出来ませんでした。
正確には考えはするのですが、同じところをぐるぐる。
間違っていても良いから何か答えを出さねばと思い、最後の30秒で苦し紛れに、「日本の人口120M人」×「年間の日数365日」×「一日の消費額200円」→約9兆円という計算をしました。
うわっ、どう考えても高すぎと思いましたが、すでに時間切れ。
計算し直す暇もなくそのままこの答えを説明することに。
面接官の方から「何馬鹿なことを言っているの」というオーラを感じましたが、大人の対応をして頂き、一から考え直すことになりました。
人口ベースと世帯ベースのどちらで場合分けしますかと聞かれ、世帯ベースで共働き世帯、専業主婦世帯、一人暮らし世帯に分けると答えました。
落ち着いてやり直そうと心では思っているものの、パニックの余韻なのか頭が回らず、世帯の場合分けすらできなくなり、完全に撃沈してしまいました。
結果的に②の売上向上策など議論できるはずもなく、気まずい雰囲気が流れたまま面接は終了しました。
慣れてくると、場合分けの計算も自動化されてきて、場合分け自体にはそれほど気を使わなくても計算ができるのですが、当時は習熟からは程遠い状態でした。そのため、時間が短く落ち着けない状態になってしまうと、基本的な場合分けすらできなくなってしまったのだと思います。
3.ケース面接の結果と後日談
3.1 結果
結果は当然のように不合格でした。
面接官も時間の無駄と判断したのか、面接自体も早めに終わりました。
この時点では、お題の内容を5分で終わらせるのは絶対無理という思いしかなく、求められるアウトプットと自分のできることのギャップに絶望していました。
3.2 エージェントとの会話
面接後、結果の共有も兼ねてエージェントの方と話をしました。
しかし、慣れの問題、普段の生活から市場規模推定や売上向上策の考察をしていれば、できるようになるはずだと言われるばかり。
ますます焦りが募りました。
試しに、どう考えれば良かったのか聞いてみると、個人消費と法人消費に分けて、個人は○○××で法人は△△□□でとすらすらと考え方を教えてくれました。
その物量を考えたら5分で終わる訳ないじゃんとますます心の中で思いながら。
でも、それくらいできるようにならないとケース面接を乗り切れないんだろうなと悲観的な思いでいっぱいでした。
今振り返ってみると、エージェントの方のおっしゃることもごもっともなのですが、残念ながら当時の自分には素直に受け入れるだけの余裕はありませんでした。
3.3 他面接の一時休止
あまりのギャップの大きさに、このまま面接を受け続けても落ち続けるだけだという確信を持ちました。
実力不足と感じたらいったん選考をストップしてもらうのも手で、そのまま突っ走るよりもはるかにましという情報を目にしたことがあったので、エージェントの方に1か月程度選考をストップするようお願いしました。
現職が忙しい等の理由を付ければ、なんだかんだ決まっていた面接も延期してもらえるので、ちょっと選考をストップしたいという方はエージェントに相談してみると良いと思います。
因みに、この期間に感じた自分の課題を整理し、求められる水準と自分の実力の差を埋めるべく努力したところ、
その後の面接はほぼ負け知らずで、戦略コンサルの最終面接付近まで進めるようになりました。
また、面接の席上で褒めて頂くこともある程になりました。
こんなボロボロのアウトプットを出していた人間でも、きちんとポイントを押さえて準備すればケース面接に通用する実力を身に着けることができます。
今実力が不足していると感じている方もきっと大丈夫です。
自分の課題を分析して理想とのギャップを埋めてみてください。
そんな方の一助となるべく、ケース面接体験記や面接での説明の仕方を別記事でまとめていますので是非参考にして頂ければ幸いです。
想像してみてください。
短期的には、ケース面接を次々と通過して最終面接にたどり着き、最終面接でも実力を出し切って見事オファーを勝ち取る瞬間を。
長期的には、きれいな都心のオフィスでコンサルタントとして働き、大企業の経営層を相手にビジネスをするきらきらとした自分の姿を。
そんな姿に期待を膨らませながら、前向きに面接準備を進めて頂ければと思います。
それでは、また!
コメント